月が綺麗だという話をしよう

TOKIOに堕ちたら未知の世界が広がっていたという話。

「ミタゾノ」一話目感想。

甘々と稲妻」発「3月のライオン」経由で具だくさんめんつゆでそうめんを食べたくなって、最高気温10度前後の北国で晩御飯はそうめんにした葉桜ですこんばんは。
めんつゆが温かければ全然いけました。美味しかった。漫画は嘘つかない。

 

さて、先週金曜日は「家政婦のミタゾノ」の初回でした。
思った以上にテンポが良くて変に複雑じゃなくて分かり易いけどチープではない、楽しめるドラマだと思いました。

 

というわけで一話目の感想と言うか解説と言うかネタバレです。

 

 

まず初っ端に入浴シーンからスタート。
まさかの、というよりはやると思った、の方が強かったです。
猫足洋風バスタブで片足上げてムダ毛処理。(じょりじょり音付き)
メイクして、ストッキング履いて(どうせならブラつけるとこもやっちゃえよとか思ってないですよ)予想外ではないけれどやはりインパクトはありました。
というか、あの部屋はミタゾノさんの自室なのか。部屋のど真ん中にバスタブなのか。

そしてありがちな政治家像そのままの都知事。名前はアナグラムだったんですね。成程。中々軽く毒が効いています。
更にありがちなセレブ家族。
でも奥さんは意外と良い人っぽかった。

にこにこ登場えりかちゃん。富美加ちゃん、可愛い。でこっぱちが良い。
明らかに女性ではないミタゾノさんのビジュアルに誰も突っ込まない。これは意外でした。毎回依頼人とかにびっくりされるパターンなのかと思っていたので。
ミタゾノさんの喋り方とか声音が所謂ニューハーフさんとかの感じではなくて面白い。何だろう、歌舞伎の女形役者さんの喋り方みたいなイメージ。いや、歌舞伎ちゃんと観たことないんですけど。

早速都知事の部屋の会話を盗み聞き、娘さんの部屋のごみを漁る。
シャツのシミをあっという間に綺麗にする。食器用洗剤と…何だっけ…。こういう裏ワザって結局半端に覚えてしまって実行出来ないことが多い。
ミートソースを麻婆ソースにする。こっちは覚えた。今度やってみよう。
お嬢様の弱みを掴んで脅す。カツラズレてお嬢様「あなたって…!」え。やっぱり女性だと思われてる設定なのね。「お前だろ」はマボさんの地声よりも低くしてあったように思います。しかしあの至近距離であんな風な笑顔を向けられた女子中学生はお気の毒としか言い様がない。怖いわ。
糊付けされた封筒も南京錠も難なく開けて中身見ちゃうわ撮影しちゃうわやりたい放題。
都知事の密会も当然盗撮。運転手さん「野暮ですわ」って言われて納得しちゃうんだ。都知事、結構特殊な好みなのか。
お嬢様に洗濯させて自分はジェンカ。何故ジェンカ。お洗濯ものはアーチ状に干しましょう。はい。
別荘にもついていってやっぱり盗撮。何かパンチラっぽかったんですが。自担が女装してパンチラするのは喜ぶべきなのか否か。浴槽に札束って、実際にありそう。
奥様万引き現場にも唐突に出現。脅し方が対お嬢様の時と似てますね。怖い。

そして急展開。
裏口自分が裏口入学だと知った御子息ご乱心。お嬢様キレる。奥様出ていく。都知事色々窮地に立たされる。
するとミタゾノさんがお風呂のカビ掃除の極意を伝えにやって来る。
釈明会見で大物政治家の言うと通りに一旦は全責任を自分で負おうとする都知事。カビ掃除を思い出して色々と自棄になって吹っ切れて暴露。悪い大物政治家とどっかの社長も道連れに。

後日。
これまた絵にかいたようなオンボロアパートでぼんやりしている都知事。
何とはなしに窓を開けたらそこには自分の元を去った筈の家族の姿。笑顔付き。

そしてミタゾノさんとえりかちゃんは次の雇い主のお家へ。

 


ある意味水戸黄門的な分かり易さとミタゾノさんの際立った不気味さが上手く混ざり合っていて、観終わるとスッキリできるドラマでした。
正直な話、もっと微妙な出来になってるんじゃないかと少し不安だったんですが、無用な心配でした。
TOKIOファンでも何でもない友人も「続きを観るよ」と言ってくれたし、視聴率も悪くなかったようですし。
良きかな良きかな。

 

あ、主題歌の新曲!あいわな!
パンキッシュなデジロックってどんなんじゃいと思っていたのですが、格好良くて男くさくて凄く良い!
惜しいのは番組中ではフルコーラス聴けないということ。
レディボもTWも聴けないし、ナガスタもしょっちゅう聞き逃しているので、まだフルで聴けてないのです。
最初にフルで聴けるのはいつになるのかなぁ。待ち遠しいです。