月が綺麗だという話をしよう

TOKIOに堕ちたら未知の世界が広がっていたという話。

ゼロからはじめるジャニーズ

こんにちは、葉桜です。
先日UPした最初の記事に、思っていた以上の星を頂いてしまって、びっくりしつつもとても嬉しかったです。
有難うございました。
いや、本当に、星なんて一つも貰えないだろうどころか星のことが頭の片隅にもなかったものですから。

 

さて、先日の記事の通り、ジャニさんに対する免疫がほぼゼロだった自分ですが、TOKIOに嵌ってからは楽しくも目まぐるしい日々が続きました。
何せ2年前は20周年のお祭り騒ぎだったのでメディアへの露出が多くて、TVだ雑誌だ何だと訳がわからないままに初心者は初心者なりに一生懸命追っかけました。
それに加えて、20年分の情報が欲しくてネットの海をあわあわしながら漂流していました。
見るもの読むもの全部が本当に未知の世界でした。
そして今もきっと知らないでいることがいっぱいあるに違いない。

 

そんなわけで、
アラフォー。人生の半分以上が緩く薄い2次元ヲタ。アニヲタというよりはマンガヲタ。紙媒体万歳。
という、ジャニさんに関してほぼほぼ真っ白だった人間が新しい世界で楽しかったり驚いたりしたことを挙げてみます。
は?何言ってんのこのひと、と思われるでしょうがこういう人間もいますよーな感じで御笑覧ください。


その1。
ジャニオタ用語。

情報が欲しくてネットの海を徘徊して、過去の有名なネタ的なものを一通り漁って、次に覗き出したのは当然ファンブログでした。
最初はTOKIOファンの方のブログを中心にウロウロしていましたが、色々と引っ掛かりそうなワードを突っ込んで検索をかけると、他のジャニさんファンの方のブログにも行き当たりました。
特に20周年ライブのレポを必死で探していた時には、寧ろ後輩Gさんのファンの方のブログによくホイホイされました。
あとはあれですね、結構初期の段階で気づいたんですが、ジャニオタさんの中でのTOKIOファンの割合が、まあ何と言いますか。うん。察して。
なので「TOKIO兄さん」って書かれる方のブログを結構拝読致しまして。
その時に、まず「ん?どういう意味?」って思ったのが。

「担当」「強火○○担」

文章の流れから誰が好きか、ってことだとはすぐにわかったのですが、面白い表現だなぁと思いました。
女性アイドルのファンの方が「○○推し」っていう、その文化は知っていたのですが、ジャニオタさんは違うってのが面白かったです。
何だか、「推し」よりも体育会系なニュアンスを感じ取るのは違うのかな。
頑張って!私も頑張るから!みたいな。その人を盛り上げよう、というような気迫を感じます。
いいなぁ面白いなぁ、じゃあ自分はマボ担なんだな、と思った次第です。
あ、前回書くの忘れました。
マボ担です。
…わー、言って(文字ですが)みたかった!楽しい。小さな一歩。
あ、でも5人が揃っているのが一番好きなのでTOKIO担になるのかな。どうかな。

あと、好きだな(というのも可笑しいですけれど)と思ったのは「現場」。
そうだよねー事件は現場で起きてるもんねー、と時代を感じる感想を抱きました。
逆に最初意味がわからなかったのは「シンメ」と「DD」。
特にDDは意味をググって、ポンと手を打つ気分でした。
でも実は事務所担とDDの違いがよく分かっていません。何か違いがあるでしょうか?某知恵袋に行けばわかるかな。


その2。
雑誌。

これ、アイドル雑誌といえば明星(しかも漢字)しか知らなかった人間には、衝撃でした。
本屋の雑誌コーナーに辿り着いてその多さにびっくりしました。
多いな!凄いな!え、週刊なの!ジャニさんだけじゃない、韓流もジュノン系もあるんだ!ごめん、お嬢さん、少しお邪魔しますよ!←10代と思しきお嬢さんたちの隙間に手を伸ばす。
あと、年末のTV雑誌。
あれって、表紙も特集も似たり寄ったりだから、立ち読みしただけだったのか買ったのか途中で分からなくなって豪い目に遭いました。


そのさん。
ブログの文章が長い。

勝手なイメージで、ジャニオタさんってきっと可愛くてキラキラしてて絵文字とかピコピコ動いたりするブログを書かれるんだろうな~、って思ってたんです。すみません。
まあこれは書く人に依るのでしょうが、意外に(だから失礼だと)冷静で自分も自担も客観的に見ている方が多いなぁ、というのが今現在の感想です。
凄く勢いがある文章でも、最後の方にそれに対する自主突っ込みをされていることが多い気がします。
だから免疫のない人間が読んでもカルチャーショックは受けても拒否反応は出ませんでした。
挙句に自分でブログを始めるわけですから。
でもこれはブログサービスの雰囲気というのもあるかもしれません。
はてなさんは長文傾向、アメブロさんはカラフル、FC2さんはもうブログ10年目です、な方が多い。
私の勝手なイメージです。不快に思われる方がいらしたらごめんなさい。


その4。
自分が意外と繊細だった。

なにそれ、とお思いでしょうが。
例えば、ネット記事。
良いことなら嬉しいけれど、悪いこと、しかも事実じゃない、誹謗中傷めいた記事。
今でも変わらないんですが、最初の頃は本当に腹が立って悲しくてどうしていいかわからなくて泣きたいような気分になって、こんないい加減な記事が万人の目に触れるのだということが許せなかった。
そしてそんなふうにネット記事に真剣に腹を立てる自分に驚きました。
以前なら、本気に取る人なんていないよねネット記事なんて、というスタンスでした。芸能人は大変だな~、くらいの。
でも私がTOKIOに突然嵌ったと知っている友人に「でも○○って××なんだよね。ネットで読んだよ」って言われた時、友人には別に悪意があったわけではなくTOKIO関連の話題として振っただけだったのですが、逆にその気軽な感じにショックを受けました。
友人に対して怒るのは勿論お門違いで、そうじゃないそんな人じゃないんだよって言いたかった。し、実際言いました。
そうしたら友人は変わらないテンションで「あ、そうなの?やっぱりネット記事は話半分だよね」と言ってくれました。
でもそんなことがあって以降、本気でネット記事って怖いと思うようになりました。
そして、そんな雰囲気のタイトルの記事は極力避けるようにしようとしつつも、目に付くんですよね。どうしても。
その度に、腹が立って悲しくて悔しい。
これが繊細というか否かは微妙な気がしますが、こんなふうに何度でも同じ気分になる自分というものがとても意外だったので。

 

最後の方、妙に重くなりましたが、8割がた楽しいことばかりです。
楽しいことは良いことです。